グローバルエネルギーガバナンス構築、G20の役割が増す

グローバルエネルギーガバナンス構築、G20の役割が増す。

タグ: G20

発信時間: 2016-05-22 10:17:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

主要20カ国・地域(G20)第11回首脳会議(サミット)は2016年9月に中国浙江省の杭州で開かれる予定。テーマは「革新(イノベーション)、活力、連動、包摂的世界経済の構築」。今年1月末、福建省厦門市でG20エネルギー持続可能性作業部会(ESWG)会議が開催された。エネルギーアクセス、クリーンエネルギー、エネルギー効率、グローバルエネルギーガバナンスや、これまでにG20で得られた成果の実行など、エネルギーに関する複数の議題をめぐって意見を交わし、合意を取り付けた。

グローバルエネルギーガバナンスの分野でここ数年、G20の取り組みは徐々に成果を上げている。G20の関わりによってエネルギーガバナンスの国際秩序に大きな変化が起きている。巨大な影響力を持つG20は、各主要国際エネルギー機構の協調を図る上でリーダーシップを発揮できる存在となり、G20枠組みの下でグローバルエネルギーガバナンスにおける様々な力の融合を促す。

グローバル化の進行や中国の総合国力の向上にともない、中国はエネルギーガバナンスを含め、グローバルガバナンスへの関与度を深めている。新興エネルギー需要大国として、グローバルエネルギーガバナンス枠組みに中国の存在は欠かせない。ほぼすべての国際エネルギー機構や多国間協力メカニズムが中国に参加を要請、または中国と密接な関係を維持している。これには中国の高い存在感が示されている。

G20で中国は初めて創設国、中核メンバー国の立場でグローバル経済ガバナンスメカニズムに参加。グローバルエネルギーガバナンスにおけるリーダーシップの向上にあたって、G20は中国に世界が注目する舞台を提供している。ブリスベンサミットで、習近平主席はエネルギー議題をめぐって演説を行い、米国、オーストラリアと共同で『エネルギー協力に関するG20原則』の発表を主導した。

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