中国がインフラ施設建設の推進、グローバル貿易の促進、金融管理システムの改革、エネルギー効率の向上の4分野に関するテーマを設定すれば、サミットの具体的な成果につながる上に、中国経済の成長と改革に結びつき、世界に向けて中国が「より開放された市場経済国に変わりつつあり、成長の原動力も投資と輸出から消費とサービス業に移っている」ことを示すことができるとしている。
その他に、中国が世界衛生、災害の防止・管理に関するエボラ出血熱、ジカ熱、鳥インフルエンザなどの予防をテーマにすれば良いと提案。こうしたテーマは通常、G20の中心テーマとはならないが、中国がアフリカのエボラ出血熱対策で大きな貢献を果たすなか、中国がこの機会を利用して活動を推進すれば、G20サミットでこの分野の成果を得られるだろうと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年5月23日