海通期貨有限公司の徐凌・総経理は先ごろ、株価指数先物取引の規制緩和を徐々に実施すべきとの見方を示した。「株価指数先物は成熟したリスク管理手法であり、価格の評価や、株式市場の運営システム見直し、リスクヘッジ手段の提供、投資商品の体系構築、市場の安定促進などに重要な意義を持つ。しかし、取引が活発で持ち高のバランスが取れた市場でないと、株価指数先物の機能は有効に発揮できない」としている。
博道投資管理有限公司の莫泰山・董事長も、株価指数先物の規制は政策上やや緩和すべきとの見解を示した。「リスクを計量化したヘッジ商品は、市場に長期資金を呼び込むことができる。株価指数先物の取引量が回復すれば、既存の商品だけで2000~3000億元の流入が期待できる」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月3日