国家観光局は今年、「国家全域観光モデル区」の創設事業を開始し、観光業発展の「スポット観光」から「全域観光」へのモデル転換を推進し、新型の観光発展の局面の構築をはかる計画だ。珠海は最初の「国家全域観光モデル区」都市の一つであり、横琴新区は「全域観光」の試みを始めている。珠海市横琴新区管理委員会の指導の下、珠海大横琴氾観光発展有限公司はこのほど、専門家を招き、全域観光の実地視察を行った。
近年、マイカーでの観光が勢いよく発展している。全域観光の建設にも、マイカー観光の発展は不可欠となる。世界観光都市連合会首席専門家で全国レジャー標準化技術委員会副主任を務める魏小安教授は、マイカー観光によってもたらされる発展要素の流動は、全域観光の建設を推進させるものとなると指摘する。
魏教授はさらに、横琴の全域観光の建設にあたっては、国際レジャーキャンプというコンセプトから着手し、自動車キャンプ地やイベント、サービス、宿泊などの要素を組み合わせ、複合型のキャンプ地を構築し、全面的なレジャー観光体系を形成し、テーマパークの理念を用いて「横琴楽園」を建設し、横琴の観光客がどこにいてもレジャーを体験できるようにし、レジャー観光ブランドの全面的な革新を実現すべきだと提案している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月7日