中国商務部の孫継文報道官は7日の定例記者会見で、「EUの対中投資はこのほど大幅に増加している」と述べた。
EUの対中投資は、今年に入ってから急増している。中国商務部のデータによると、EU28カ国が今年1−4月に中国に新設した企業は、前年同期比5.1%増の555社に達した。実質外資投入金額は41.9%増の221億元。
孫報道官は、「EU企業の対中投資と増資が増えている。これは中国・EU経済の相互補完性が高く、協力の基礎が堅固であることを十分に証明している。これは外国人投資家の、中国経済の先行きと投資環境への自信を反映している」と述べた。
国連貿易開発会議が先ほど実施した調査によると、中国は2016年と2017年の最も将来性の高い投資目的国とされている。改革推進の深化、積極的な開放拡大に伴い、中国は魅力あふれる投資先であり続ける。
孫報道官は、「商務部は今後、確固不動の姿勢で開放分野を拡大し、開放水準を高める。各国の投資家に向け、より開放的で透明な、利便性の高い投資環境を構築する」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年6月8日