この観点は、海外からの多くの参加者の賛同を得た。ベラルーシのジノフスキ経済相は、世界経済の成長率の減速や投資の積極性の下降、資本の海外流出などの世界的な難題に対応するには、各国がすべての資源と力を動員し、相互利益と政府主導、企業主体という土台の上で、国際生産能力・産業協力を積極的に展開し、世界市場の一体化、資源配置の一体化、経済の一体化を実現する必要があると指摘した。
「ガーナはすでに、中国の科学技術の受益国となっている。多くの中国企業が、水利施設や住宅、海岸防護などの分野に積極的に参加しており、新たな技術がガーナの各分野で応用され始めている」。ガーナの水資源・公共事業・住宅相のKwakuAgyeman-Mensah氏は、アフリカは新技術を非常に歓迎しており、各国には融資の必要な計画とプロジェクトが大量にあると語った。
バングラデシュの道路交通・橋梁副相のKhandker AnwarulIslam氏は、「中国・パキスタン経済回廊」から「バングラデシュ・中国・インド・ミャンマー経済回廊」、「中国・ロシア・モンゴル経済回廊」に至るまで、新たに提唱される地域協力では、中国企業の活発な活動がうかがえると指摘し、電力や鉄道、交通、インフラ、IT、農業などの分野で、中国企業がバングラデシュでの投資や起業を行うことを歓迎すると語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月8日