青島市知的財産権局と横琴国際知的財産権交易センターが14日、戦略協力枠組合意を締結した。
合意によると、双方は今後、知的財産権の取引・運営や知的財産権がらみの金融、知的財産権の国際運営、知的財産権向けのハイエンドサービス、知的財産権の「衆創空間」(ソーシャルイノベーションプラットフォーム)、知的財産権の簡便な保護の共同推進で、全面的な協力を展開する。横琴国際知的財産権交易センターとの協力を通じて、青島市は今後、知的財産権の運営と保護を一層強化し、市場の革新資源の配置における知的財産権の重要な役割を十分に発揮し、革新活力を引き出し、革新チェーンを形成し、革新の効果を実現し、知的財産権に強い市としての青島市の建設を進めていく。
横琴国際知的財産権運営交易センター及び全国知的財産権運営公共サービス横琴特色試行プラットフォームは2014年12月31日に設立された。国家知的財産権局の「1+2+20+N」と呼ばれる全国知的財産権運営公共サービスの総体配置のうち、2つの特色ある試点プラットフォームの一つである。運営プラットフォーム建設には、国家知的財産権局が5000万元、広東省と珠海市がそれぞれ2500万元を投じた。横琴知的財産権交易センターには、「国際」と「金融革新」という2つの特色がある。科学技術向けの金融モデルと運営メカニズムの革新を通じて、専門的な知的財産権の取引・サービスのプラットフォームを構築し、全国知的財産権運営サービスの試験場としての役割を十分に発揮し、知的財産権金融の革新とクロスボーダー知的財産権取引の特色ある業務を重点として探求し、全国の知的財産権取引プラットフォームの核心となる結節点、知的財産権のクロスボーダー取引の拠点、科学技術金融の試験場を形成し、中国の知的財産権戦略の実施を推進するものとなる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月16日