中国国家統計局は13日、最新の経済月次統計を発表した。国務院新聞弁公室の記者会見で、5月の経済運営について国家統計局の盛来運・報道官は「今年に入ってからの安定成長の流れを引き継いでいる」とコメントした。
5月の鉱工業生産(一定規模以上の工業企業に限る)は前年同期比で6%増と、安定成長を維持。伸び率は前月から横ばいで、前年同期と比べては0.1ポイントの低下。前月比で鉱工業生産は0.45%増。工業部門の電力使用量の伸び率も前月を0.3ポイント上回った。工業生産は全体的に安定に推移している。
サービス業の発展も安定。国家統計局が発表したモニタリングデータによると、重点サービス業は1-4月に比較的速い発展を維持。生産性サービス業の売上高は9.4%増加し、伸び率は第1四半期を0.4ポイント上回った。ハイテクサービス業は13.2%増と、0.4ポイント上昇した。サービス部門の5月の電力使用量は7.2%増となり、伸び率は1.4ポイント加速している。