タイ国政府観光庁のまとめによると、2016年上半期はタイを訪れる外国人観光客の客数と観光収入が急成長。なかでも中国人観光客の増加が最も大きく寄与した。
タイ国政府観光庁のYuthasak Supasorn(ユッタサック・スパソーン)総裁は、15日にバンコクで開かれた「タイ国観光業の現状」記者会見で、関連数値を発表した。統計によると、2016年上半期にタイを訪れた外国人観光客の客数はのべ1667万人で、前年同期に比べて13%増加した。外国人観光客からの観光収入は約8240億タイパーツ(約1538億元)で、同17%増加した。
ユッタサック総裁によると、東アジアからの観光客も急増しており、伸び率は18%と世界各地のなかでトップ。うち、中国がタイ観光業に大きなチャンスをもたらしている。タイ観光収入に対する中国人観光客の寄与度は最大であり、現在も伸び続けている。
タイ観光スポーツ省の発表によると、16年1-4月にタイを訪れた外国人観光客の客数は約1168万人だった。うち、中国本土からの観光客数は約344万人と全体の29%を占め、前年同期比で27%増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月16日