ウズベキスタンは古代より東西交易路シルクロードの中継地として名を馳せ、悠久なる歴史と文化を持つ国だ。中国が提唱する「一帯一路」構想はこの古代都市に新たなチャンスをもたらし、中国・ウズベキスタンの協力に新たなページを開いた。
近年、中国・ウズベキスタンは一連の重大プロジェクトに関する二国間協力で合意。中国中鉄隧道集団(CTG)が工事を受注したアングレン-パップ鉄道のカムチック峠トンネルが、今年2月末に開通した。同トンネルはアングレン-パップ鉄道全線の要所であり、「中央アジア最長のトンネル」とされる。鉄道完成後は、ウズベキスタン国内での輸送のために隣国を迂回しなければならないという苦しい現状が改善され、民生改善、経済発展、外部との連携に重要な意義を持つ。2016年2月27日、ウズベキスタンのアングレン-パップ鉄道、カムチック峠トンネル入り口で、同国国家鉄道公司会長のRamatov氏(前列右から三番目)と中国駐ウズベキスタン大使の孫立傑氏(前列左から三番目)が貫通式に出席した。