香港・マカオ・珠海の3地は今後、香港・珠海・マカオのそれぞれの特色が生かされた観光資源・商品のプロモーションを共同ではかっていく方針だ。3地観光部門が昨年締結した「香港・珠海・マカオ3地観光協力枠組合意」に基づき、香港・珠海・マカオ地域の観光ブランドをより一層強化し、緊密協力の主旨に照らして、一度の行程でいくつもの目的地を楽しむことのできる観光路線・商品を推進し、海外市場を積極的に開拓していく。
香港観光発展局の葉貞徳・副総幹事に率いられた同局の海外駐在事務所代表一行17人がこのほど、珠海市横琴長隆国際海洋リゾートを訪れ、同地の主力観光商品・施設の模様を視察した。視察中には、珠海市文化体育観光局によるプレゼンテーション・交流会が行われ、代表者らに対し、珠海の観光発展状況に対する全面的でわかりやすい説明が行われた。珠海の観光商品と珠海・香港を組み合わせた観光路線を香港観光発展局の在外事務所にプロモーションしていくための良好な土台が築かれた。
長隆海洋王国を訪れた代表者一行は、ジンベイザメ館の見学やイルカのパフォーマンスの鑑賞、5D映画の体験、サーカスの鑑賞などを行い、長隆国際海洋リゾートの観光プロジェクトに深い印象を受けたと次々と語り、高い評価を示した。
今回の視察団の来訪は、香港・珠海・マカオ地域の観光協力プラットフォームを使った珠海の観光資源・商品のプロモーションに重要な意義を持つものとなる。3地の観光部門は今後、協力をさらに深め、3地の観光資源の融合と商品の相互補完を強化し、一度の行程で複数の目的地を回ることのできる同地域の観光路線の知名度を共同で高めていく方針だ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月28日