最近発表された一連のデータを見ると、中国の製造業に積極的な変化が見られるのが分かる。 国家統計局サービス業調査センターと中国物流購買連合会は共同で、6月の中国製造業購買担当者指数(PMI)が50.0%だったことを発表した。製造業PMIは今年3月に底を打ち、連続4か月で50%以上か50%を維持した。製造業が安定した状況にあることが分かる。特に喜ばしいことに、高技術製造業、装置製造業の増加率が高く、それぞれ51.3%と51.1%。製造業全体の平均水準を上回っており、第2四半期以降も好調が続きそうな気配にある。
国家統計局のデータによると、1~5月、一定規模の工業増加値は前年同期比で5.9%増だった。工業全体が安定的に成長している。同様に、高技術製造業と装置製造業の増加値は継続して成長を維持しており、一定規模以上の増加値の割合はそれぞれ12.1%と32.5%に達した。
全体的な回復と構造のさらなる最適化、そしてハイレベル製造業による牽引は、中国の製造業のこの半年の特徴であり、製造業の構造調整と牽引エンジンの転換、モデルチェンジが進んでいることを示している。