中国国家観光局は12日、中国国務院の承認を経て、ロシア観光庁、モンゴル環境緑色発展・観光部とともに今年7月21日から24日まで内モンゴル自治区フフホト市で第1回中国・ロシア・モンゴル三か国観光大臣会議を開催すると発表した。
国家観光局国際司巡視員の李亜莹氏は、第1回中国・ロシア・モンゴル三か国観光大臣会議を開く中国の呼びかけに対し、ロシアとモンゴルから前向きな反応があったと説明。この会議は、観光をめぐる三か国の国際協力を強化し、地域観光の持続的発展で提携するマイルストーンの意義を持つとの見方を示した。
中国内蒙古自治区観光局副巡視員の鄭家寧氏は、内蒙古自治区の二連浩特(エレンホト)出入国検査場と満洲里税関がモンゴル、ロシアに開放されている中国最大の陸上税関になると話した。第1回中国・ロシア・モンゴル三か国観光大臣会議の開催中に、「万里茶道(ティーロード)」国際観光連盟が設立される予定で、中国のフルン湖、ロシアのバイカル湖、モンゴルのフブスグル湖の3カ所に行くツアーが越境観光ルートとして紹介され、三か国観光協力区と国境観光試験区の建設が進められる見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年7月14日