商務部(商務省)はこのほど、日本、韓国、トルコから輸入されたPAN系炭素繊維(ポリアクリロニトリル)に対するダンピング調査で、「ダンピングは存在し、国内の関連産業が実質的な損害を被った。ダンピングと実質的な損害の間にはインが関係がある」とする最終決定を下し、公告を発表した。「京華時報」が伝えた。
公告によると、2016年7月14日より、日本、韓国、トルコから輸入された同繊維に対してダンピング税を課すこととし、税率は4.1~16.1%になるという。
商務部(商務省)は昨年7月14日、中国ポリアクリロニトリル産業の申請を受けて、3カ国原産の同繊維に対するダンピング調査の発動を決定した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年7月14日