同報告では、世界の人気観光都市20都市を対象に、2人で3日間旅行した際に必要な、4つ星ホテルの宿泊代(3泊)、観光地の入場料金(3ヶ所)、ランチ代(3回)、ディナー代(3回)、タクシー往復代(片道3キロで3回)を調べている。
調査では、世界の人気観光都市20都市の平均観光コストは、約6548元(約10万5400円)。平均コストのデータを見ると、ホテル代がコストの約半分(52%)を占めている。コストがかかる都市ほど、ホテル代が占める割合が高く、コストが最高のニューヨークの場合、7352元(約11万6700円)と、コストの61%を占めている。一方、コストの低い都市ほど、食事代が占める割合が高い。総コストが低いとホテル代が占める割合が低いのに対し、食事代が全体の約半分を占め、ハノイでは50%、バンコク50%、クアラルンプール54%となっている。
観光地の入場料が占める割合を見ると、香港やハノイ、東京は全体の1%以下。一方、モスクワは全体の14%を占めるなど、一部の都市では同割合が高い。(編集KN)
「人民網日本語版」2016年7月22日