韓国で最近、新しい業態として「モーニングコール」バイトが登場し、若い世代がたくさん登録している。朝早く電話をかけて契約者を起こすと、一月あたり30万ウォン(1ウォンは約0.09円)から50万ウォンほどの収入になる。環球網がシンガポール紙「聯合早報」の21日付報道として伝えた。
姜さん(23歳)は今年3月からこのバイトを始め、毎朝4~6時に8人の契約者を電話で起こしている。「今、仕事を探しているが、なかなか思うような仕事が見つからない。そこでとりあえずこのバイトをしている。朝電話するだけで、毎月20万ウォンから30万ウォン稼げて、本当にいいバイトだ」という。
「モーニングコールバイト市場」というサイトを開設したサラリーマンの李さん(30歳)は、「20歳から30歳の年齢層は独身のサラリーマンが最も多い。中には子どもや妻が海外にいて韓国に残った夫や独身者で、寂しいからこのサービスを申し込んだという人もいる」と話す。