「ネット通販カーニバル」を控え、仕分け作業に追われる集配センターのスタッフ(6月14日撮影)
中国では技術系のスタートアップ企業が新たなビジネスモデルを探っている。いずれビジネスで大成功をおさめ、世界中の人々の暮らしに影響を与える可能性があるーー米『ワシントン・ポスト』電子版は19日付けでこう報じた。
米シリコンバレーでは人々は有機栽培のケールからエネルギーをチャージができるようになり、中国の首都北京では3Wカフェ(起業家が集うカフェ)兼インキュベーターに集う技術者らがヒマワリの種を急ぎ必要としているかも知れない。
3Wカフェの創業者の一人、許単単氏は最近、会議前に微信(ウィーチャット)の食品宅配アプリ「愛鮮蜂」(ビークイック)Bee Quick)からナッツを注文、30分後にはもうナッツをつまんでいた。友人らとロブスターでも食べようとなれば、それも簡単だ。北京大学の近隣にあるスタートアップをサポートするアクセラレーターにロブスターを取り扱う企業があり、スマートフォンでウィーチャットから注文すれば、すぐに配達してもらえる。