フランスメディアは7月20日、英国EU離脱派の急先鋒で歯に衣着せぬ物言いのボリス・ジョンソン前ロンドン市長が意外にもテリーザ・メイ首相から外務大臣に任命されたことに対し、欧州各国が反応していると伝えた。『ウォール・ストリート・ジャーナル』によると、ジョンソン氏はもともと非常に「中国好き」で、特に中国とのビジネスに対する期待を抑えられないようだ。
ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)は7月18日、『ウォール・ストリート・ジャーナル』が引用したジョンソン氏の過去の発言によると、同氏が中国との自由貿易協定の締結を主張していると指摘した。ジョンソン氏は「自由貿易は英国と中国の繁栄につながるため、我々は支持する必要がある。これは英国から中国市場へさらに販路を拡大し、ロンドン経済に巨大なチャンスをもたらし、就業と成長を促進するだろう」と述べた。ジョンソン氏は当時のオズボーン財務大臣と中国本土と香港を訪れた時にこの構想を明らかにした。
報道によると、ジョンソン氏はロンドン市長を務めた2008-2016年に一貫して新空港の建設を提案し、香港を訪問した後には中国本土と香港を例に、航空事業への大規模投資は重要なことと述べている。