中国政府は企業によるイノベーションの推進を望んでおり、北京では多くの企業家やアナリストらがモバイル技術は今後も発展を続けると確信している。まずは国が必要とし、北京では企業家からがインターネットの持つビジネスの可能性に注目、大きな流れに乗り遅れまいとなり、次に自身のイノベーションにつながるというわけだ。
ベンチャーキャピタルを運営する朱天宇氏は、中国企業はいずれ進むべき道を見つけ、刻々と変化するルールの下で運営を続けるだろうという。中国の企業家は未だに真に「開放された」ネットワークとは何たるかを理解していないだろうが、インターネットの利用は中国で目覚ましい発展を続けている。
「ネット通販カーニバル」を控え、仕分け作業に追われる集配センターのスタッフ(6月14日撮影)