また、クラス分け商品の禁止によって、リスクを好む顧客が様々な投資を行うための商品の提供に制限が加わることになる。証券会社は標準と異なる理財商品の扱いを禁止「方法(仮)」は、銀行の理財業務での投資制限を行っている。投資対象となる特定目的事業体は、直接または間接的に非標準化債券資産に投資してはならない。ただし銀行業監督管理委員会の銀信理財合作業務に関連する監督管理規定に合致する信託銀行が発行した信託投資計画は除く。
中信建設銀行業のシニアアナリストの楊栄氏は、信託の容量制限によって非標準資産の規模は再び減少に転じると予測する。今年中に理財業務の成長は見込めないことは明らかで、負債コストの早期減少は難しく、資産投資収益率の向上も見込みにくい。資質、業務タイプ、資金投入方向などで厳格な管理が行われることから、銀行理財の業務規模や収益が落ち込むのは必至だとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月1日