業界筋によると、同社携帯部門が中国市場の重要性を下げたことにより、今後は中国における携帯業務に変化が生じると指摘する。スマホは展示品に留まり、ソニー部品の信頼性や技術レベルの高さを示すために使われる。つまり部品の販売補助的な役割だ。
シャープは引き続き赤字を垂れ流している。同社の6月30日までの2016年度第1四半期決算によると、同社の純損失は275億円。昨年同期の340億円よりは低いものの、金融情報サービス会社QUICKのアナリストが予測した134億円をはるかに上回った。また同期の営業赤字は25億円で、主にリストラとコスト削減のたまものである。昨年同期の営業赤字は287.6億円だった。同期の売上は4233億円、前年同期比で32%減だった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月3日