北京市人力資源社会保障局は10日、北京市の最低賃金基準を現在の月1720元から170元増の1890元に調整すると発表した。非全日制従業員の最低賃金基準は時給18.7元から21元に調整。今回の調整は2016年9月1日に実施される。
今年に入り、重慶市、遼寧省、江蘇省、上海市、海南省、山東省、天津市、河北省、北京市が最低賃金基準を引き上げている。
具体的に見ていくと、天津市の最低賃金基準(月給)は今年7月1日より1950元に、河北省は1650元に引き上げられた。山東省は今年6月1日より1710元に、海南省は今年5月1日より1430元に引き上げられた。
上海市は今年4月1日より2020元から2190元に引き上げられた。重慶市は今年1月1日より1250元から1500元に、遼寧省は1300元から1530元に、江蘇省は1770元に引き上げられた。
全国で最低賃金基準(月給)が最も高いのは上海市の2190元で、時給が最も高いのは北京市の21元。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年8月11日