G20ビジネスサミット(B20)組織委員会の于平副主任は中国網の記者に対して「B20はすでにG20サミットに400件以上の提案を行っており、G20首脳から重視されている。うち多くの政策はG20サミットのコミュニケに盛り込まれる」と説明した。
G20杭州サミットを控え、2016年B20第2回記者会見が本日午前、貿易促進委員会で開かれた。B20組織委員会の于平副主任、B20組織委員会事務局議題チームの孫暁チーム長、B20国際協力委員会の汪同三委員が、新たに発表された「B20政策提案報告書」の作成の経緯と主な内容を重点的に紹介した。
G20サミットのオーダーメイド型の報告書
同報告書の使命は、G20サミットに提案を行い、世界のビジネス界の知恵を凝縮した報告書を提出することで、G20サミットに出席する各国首脳の参考にすることだ。
B20組織委員会は、G20杭州サミットの「革新、活力、連動、包容のグローバル経済の構築」というテーマをめぐり、世界各国の代表者の意見を広く募った。世界の企業、ビジネス協会、国際機関、シンクタンクの533人からなる議題作業チームを発足し、最終的に今年のB20の6大議題「金融による成長促進、貿易・投資、インフラ、中小企業の発展、雇用、汚職撲滅」を確定した。
国際ビジネス界はこの6大議題をめぐり、全面的かつ多様で集中的な議論と検討を行った。延べ3900人が出席。関係者の合意を踏まえた上で、7月に今年の同報告書の確定版を作成した。