華為の携帯電話は世界170カ国・地域を超える販売拠点を持ち、良好なパフォーマンスを上げている。欧州市場を例にとると、中東欧と北欧で、華為の昨年の携帯電話出荷台数は前年同期比114%増となり、増収率は125%を超えた。ポーランドやフィンランドなどの欧州諸国で華為のシェアは一時アップルを上回り、第2位に躍り出た。華為P9は今年、英国とフランスで発売以降、販売台数が大幅に伸びている。
ただ、新興ブランドの勢いがどれほど激しくても、サムスン、アップル、ソニーなどのグローバル大手はすでに大きなシェアを占めている。大手から顧客を奪い、シェアを分けるためには、消費者の目を引き付ける革新的なポイントが必要となる。