クックCEOは就任した際、従業員にメモを渡した。それには「皆さんにアップルは変わらないと信じてもらいたい」と書いてあった。だが現在の状況をみると、クックCEOの5年間に、アップルには大きな変化が生じたといえる。これについてクックCEOは、「当時変わらないと言ったのはアップルのDNAのことだ。偉大な一流の製品を作る。何らかの方法で世界に真の変化をもたらし、人々の生活を豊かにする、というDNAだ。その他のことは変化しており、最も顕著な変化は、社員が増えたこと、iPhone(アイフォーン)の製品ラインナップが拡大したこと、アップルウォッチ事業がスタートしたことだ」と述べた。
過去5年間の誤りについて質問されると、クック総裁は、「マップ事業の問題は自分の犯した誤りだ」と認めた。また、「小売事業でも人選を誤った」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年8月16日