量子衛星「墨子号」、中国の伝統文化に敬意を払う

量子衛星「墨子号」、中国の伝統文化に敬意を払う。

タグ: 墨子号 量子衛星

発信時間: 2016-08-17 16:57:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

量子衛星により、古代中国の有名人が、世界に知られるようになった。台湾紙『中国時報』は「世界初の量子衛星はなぜ墨子号と呼ばれるのか、なぜこの2400年前の人物の名がつけられたのだろうか、墨子と量子科学には何の関係があるのだろうか、と好奇心を抱く人もいるだろう。墨子はかつて、ある種の粒子論を打ち出したことがある。墨子の名をつけたことは、中国文化への自信を示している。政治思想家として知られる墨子には、『科聖』という称号があり、中国人科学者の始祖と讃えられている。墨子は科学思想面で、中国で最も古い宇宙の概念、数学の論述、物理の観念などを示しており、機械製造でも名を知られる」と伝えた。

香港紙『南華早報』は「この衛星が墨子と呼ばれるのは、初の実験を行うという独創的な本質のみならず、中国の伝統文化への敬意によるものだ。古代中国は『革新の楽土』で、火薬、紙、活版印刷、羅針盤を発明した。今の中国は数十年の高度経済成長を経て、世界最大の科学者・技術チームを育成し、一流の科学技術と先進的なハード・設備を手にしている。中国は雄志あふれるプロジェクトにより、輝かしい過去を取り戻そうとしている。中国人科学者は、『量子通信衛星の任務は、他国がこれまで試みなかった内容になる。中国は百年以上に渡り、他者の後を追ってきた。量子通信衛星は、中国が宇宙技術で他国をリードするための第一歩だ』と述べた」と報じた。

中国がこの世界一を手にすることができたのはなぜだろうか?多くの海外メディアは、国による支援と判断している。ウォール・ストリート・ジャーナルは「米国、欧州、日本、世界のその他の地域の科学者らが、量子という亜原子粒子の探査を目指している。これは神秘的なだけではなく、科学技術の進歩を促す大きな力を含む可能性がある。しかし研究者によると、この分野の研究に従事する世界の科学者は、国からの支援で中国ほど運に恵まれていない。量子技術の発展促進は、今年3月に発表された中国の五カ年計画の中心戦略とされた。中国政府は量子研究および今回打ち上げられた量子衛星のため、どれほどの経費を投じたかを公表していない。しかし中国の2015年の基礎科学研究経費は1010億ドルに達し、2005年の19億ドルを大幅に上回っており、そのうち一部が量子物理に使用されている」と伝えた。

南華早報は「中国人科学者の努力は、欧州、米国、ロシア、カナダ、日本の同業者から尊敬と賞賛を勝ち取っている。オーストリア科学アカデミー代表、欧州量子衛星プロジェクトリーダーのツァイリンガー氏は、墨子号の打ち上げはすべての人に福をもたらし、世界範囲内で量子通信が実現可能であることを証明すると述べた」と報じた。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月17日

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