京東方科技集団の8Kテレビ
世界が固唾をのんで見守るなか、ブラジル・リオデジャネイロ五輪の陸上競技男子100メートル決勝が現地時間14日、オリンピックスタジアムで行われた。
市内中心にあるブラジルのシンボル建築、トゥモローズ・ミュージアム(Museu do Amanhã、明日の博物館)内にはパブリックビューイング会場が設けられ、地元の子どもらが巨大スクリーンで観戦。世界記録保持者ウサイン・ボルト選手(ジャマイカ)の金メダル3連覇達成という歴史的な瞬間に立ち会うことができたが、これは世界初となる中国製8Kスーパーハイビジョン映像が生中継で提供された瞬間でもあった。
ここはブラジル最大のテレビ局、ヘジ・グローボ(Rede Globo)が五輪開催期間に「未来を体験、テレビの変遷」をテーマに開いた展示会場。白黒テレビからカラー・ブラウン管テレビに変わるまでの変遷や、標準画質からハイビジョン、さらにスーパーハイビジョンに至るまでの変遷、そして次世代の映像技術などが紹介されているが、一番の目玉は何といっても五輪競技を生中継している巨大スクリーンによるスーパーハイビジョンの展示だ。