京東方科技集団の8Kテレビ
98インチの巨大スクリーンに映し出される8Kスーパーハイビジョン映像は超高精細な画質で、色の鮮やかさや圧倒的な臨場感を提供。競技場の芝の感じや選手の汗など細部に至るまではっきりと見え、立体感を味わえるが、至近距離でも視認可能な画素がないため、画像が粗くならない。
インタビューを受けたブラジル人の観戦者は、「素晴らしい、この上ない臨場感に感動した。未来志向型の次世代技術だ」とコメント。だが、彼らはこの巨大スクリーンが実は中国製であるという事実を知らないのかもしれない。実はこの超大型スクリーン、中国液晶パネル大手、京東方科技集団(BOE)の自主開発によるスーパーハイビジョン映像で、リオ五輪で初めて登場したものだ。解像度7680×4320ピクセル、3300万画素数と、現在主流の一般的なハイビジョンである200万画素の16倍に相当、4Kテレビの4倍の高精細度を持ち、高輝度タイプで屋外での鑑賞にも対応している。
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