9月より上海ディズニーランドのチケットが、シーズン価格から標準価格に戻る。一般入場料が499元から370元に、お年寄り・子供・障害者向け入場料が375元から280元に下がる。
澎湃新聞の取材によると、上海ディズニーランドは開園後初めて、子供向けの期間限定割引を行う。具体的にはリュックサック、文房具、弁当箱、ポットとコップといったディズニーグッズが8割引になる。各ショップでの買い物金額計200元のレシートがあれば50元でディズニーのリュックサックと交換できる。レストランで2つのセット(主食とドリンク)を食べれば、無料でお子様ランチが提供される。期間は2016年8月22日から9月9日まで。
夏休みの終わりによって、観光業界もひと段落の時期を迎える。これまでの業界の慣習では、夏休みが終わってから国慶節(10月1日)までが観光業界の閑散期だった。
人気アトラクションの待ち時間から見ると、上海ディズニーランドに対する熱もやや下がってきている。
今年の夏、上海は真夏日が多かった。しかし上海ディズニーランドは人でごった返す日々が続き、人気アトラクションの待ち時間は2~3時間だった。8月2日、上海の最高気温は35度に達した。上海ディズニーランドの公式アプリによると、同日14時時点での予想待ち時間は、7つのアトラクションで少なくとも1時間となっていた。そのうち「ソアリン・オーバー・ザ・ホライズン」の待ち時間は150分、「七人のこびとのマイントレイン」は120分、「トロン・ライトサイクル・パワーラン」は100分だった。8月23日午後、記者が公式アプリを再度チェックしたところ、これらアトラクションの待ち時間はやや短くなっていた。特に「トゥモローランド」でのアトラクションの待ち時間の減少が顕著だった。
チケットがシーズン価格から通常価格に調整されたとはいえ、上海ディズニーリゾートの提携パートナーが提供する情報によると、9月に江蘇省と浙江省から出荷されたディズニー関連グッズの出荷価格に未だ大きな下落は見られない。
上海ディズニーリゾートによると、9月1日からディズニー青少年プロジェクトが正式にスタートする。これは世界のディズニーランドの伝統行事のひとつで、同ランドが地域の教育者からのアドバイスを受けながら、各学年の子供たちの様々なニーズや成長状況から、子供向けアトラクションを各種設計するものである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月28日