28日に北京で設立された中国航空機エンジングループが、世界から注目されている。ロイター通信は28日、国産ハイテク産業を成長させる中国最新の取り組みとして報じた。「中国は国有企業の再編を進めており、産業バリューチェーンの上流に居座る努力をしている。航空機のエンジン・高速鉄道・原子力エネルギーは3つの目玉分野である」。
中国航空機エンジングループの登録資本金は500億元で、9万6000人を雇用している。米国の「フォーチュン」誌ウェブ版は28日、中国の習近平国家主席が同社の設立に際し、航空機エンジン及びガスタービンエンジンの自主開発と製造の実現を加速化するよう指示したと報じた。
出資会社の1つである中国航空工業グループは今年3月、米国のプラット・アンド・ホイットニー社に匹敵するほどの大型企業を立ち上げると宣言している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月29日