第13回中国・ASEAN博覧会(China-ASEAN Expo、CAEXPO)、中国・ASEANビジネス投資サミットが、9月11-14日の日程で、広西チワン族自治区南寧市で開催されている。ASEAN諸国では、「中国・ASEAN対話関係構築25周年、ASEAN共同体始動の年に開かれる今回の博覧会は、特別な意義がある」とみられている。中国・ASEANの互恵協力プラットフォームとして、CAEXPOは「一帯一路」共同建設を推進するうえで重要な使命を担うほか、より緊密な中国・ASEAN運命共同体の構築に大きく貢献する。
今回のテーマ国であるベトナムのグエン・スアン・フック首相は「ASEANと中国の協力は優位性が顕著で、潜在力が大きい。双方は対話関係を構築してから25年で大きな成果を上げた。これまでのCAEXPO、中国・ASEANビジネス投資サミットはASEANと中国の戦略的パートナーシップの深化に大きく貢献した」と述べた。VNAニュースが伝えた。
インドネシアの世論も、中国とインドネシアが今回の博覧会で気象分野での協力深化を実現できると楽観的にみている。インドネシアの気象気候地球物理庁(BMKG)のアンディ・エカ・サクヤ局長は、「インドネシアと中国は2013年10月に覚書を交わして以来、気象分野での協力を安定的に推進しており、これが双方の科学技術分野の共同的発展を後押ししている」と述べた。