サムスン(中国)が中国大陸でのGalaxy Note7のリコールを決めた。中国消費者協会は12日、同社スマホのリコール業務では十分に消費者の権利を保障すべきであり、リコール実施中は消費者の利便を踏まえた方法を採るべきであり、リコールによって消費者が新たな障害をもたらすことを避けるべきだとの考えを示した。
同協会のスポークスマンは、「サムスンのスマホ事件が発生以来、我が協会は高度に注目しており、関係者と密接なコミュニケーションを取ってきた。今回のリコール計画に対し、サムスンはできるだけ迅速に有効なチャネルを通じて消費者に告知すべきだと考える。たとえば大衆的なメディアや公式ウェブサイト、各営業店舗などである。次に消費者の知る権利は十分に保障されなければならない。さらにリコール業務については、公平に消費者に対応し、不公平を避けるべきである。消費者の選択権は保障されなければならない」と述べる。
同スポークスマンはまた、「サムスンはこれを鑑にし、消費者のクレームに真摯に対応し、誠実に製品の品質問題に向き合うべきだ。他の関連製品の品質についても、積極的に検査を行い、消費者の安全権を維持すべきだ」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月13日