フィリピンのドゥテルテ大統領が11日、近く中国を訪問する計画を明らかにした。具体的な日程は明らかにしていないが、日本よりも前に中国を訪問するとしている。AFP通信が報じた。
日本政府は11日、ドゥテルテ大統領が10月25日~27日の日程で日本を訪問すると発表した。ドゥテルテ大統領は、日本に続きロシアも訪問する意向。大統領は中露との緊密な関係構築を模索しており、米国を再び「傲慢」だと批判した。
ドゥテルテ大統領の訪中日程に対して、フィリピン商業界は大きな期待を寄せる。フィリピン華字紙・菲律賓商報は11日、消息筋の話として、「中比両国は北京の人民大会堂で20日、大型貿易投資フォーラムを開催する予定」と報じた。フォーラムの正式名称は検討中で、600人が参加予定だ。10日時点で、300人以上のフィリピン経済界関係者が訪中代表団に参加表明しており、大統領に随行する予定。参加者名簿は最終確認が待たれている。