IDCのデータ
第4位はアップルだ。当期のPC出荷台数は501万台で、前年同期の576万台から13%減少した。上位5社のうち、アップルの出荷台数の減少率が最大となった。新製品の発売を控えていることが要因とみられる。
その他のメーカーを見ると、市場シェアの低下が更にひどい状況だ。富士通はPC事業についてレノボとの合弁会社設立を検討していると伝わった。モバイル端末の成長で日本国内のPC市場は縮小し続けているうえ、中国と台湾メーカーの台頭もあり、富士通のPC部門は昨年度100億円(約6.5億元)の赤字となった。富士通は東芝との統合も模索したが、合意には至らなかった。