中国国家発展改革委員会(発改委)は17日、中国と欧州を結ぶ貨物列車「中欧班列」について、2020年までに配置の合理化、施設の整備、輸送量の安定化を進め、便利で高効率、安全でスムーズな総合サービス体系を構築する方針を示した。運行本数は年間5000本前後に増やすとしている。
中欧班列は、中国鉄路総公司が編成し、固定された列車番号、ルート、ダイヤによって運行され、中国と欧州や「一帯一路」周辺国との間でコンテナなどを連携輸送する国際鉄道だ。中国と周辺国の経済・貿易協力を深化させる重要な媒体、かつ「一帯一路」建設を進める重要な担い手となる。2016年6月末時点で、中欧鉄道の運行本数は累計1881本、輸出入総額は約170億米ドルに上った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月18日