中国の打ち上げ回数、年20回で米ロを猛追
中国の打ち上げ回数、年20回で米ロを猛追。
タグ： 打ち上げ 神舟11号 有人宇宙船
発信時間： 2016-10-18 10:34:10 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
中国の有人宇宙船「神舟11号」が、17日7時30分に打ち上げられる。今回の宇宙飛行任務で、中国の宇宙飛行士は軌道上の33日という駐留記録を樹立し、有人宇宙ステーションの建設に向け準備を整える。ドイチェ・ヴェレは中国有人宇宙事業副総指揮の張育林氏の発言を引用し、「これは中国有人宇宙探査試験の任務が間もなく終了することを象徴している。次の宇宙ステーションの建設により、中国有人宇宙事業は常態化運行段階に入る。そうなれば宇宙船の打ち上げは現在の数年毎ではなく、年に数回となる。宇宙飛行士は定期的に往復するだろう」と伝えた。
国際メディアは16日「新たな宇宙超大国」「中国の宇宙の野心」といった言葉で、中国の今回の打ち上げを形容した。韓国の聯合ニュースは16日、「神舟11号と天宮2号（宇宙実験室）がドッキングすれば、中国の宇宙の台頭がさらに加速する。中国は2022年に宇宙ステーションの建設を完了するという計画を立てた。中国は先月、天宮2号の打ち上げに成功し、独自の宇宙ステーション建設の実力を示した。米ロなどが共同管理する国際宇宙ステーションは2024年に使用停止される。中国の有人宇宙計画が順調であれば、2024年以降は中国が世界唯一の宇宙ステーション保有国になる」と報じた。
英ガーディアン紙は、欧州宇宙機関科学計画事務局長の話として、「中国の毎年の宇宙事業費は米国の7分の1のみだが、打ち上げ規模で米ロを猛追している。米国は2013年に19回の打ち上げに成功し、中国は14回だった。中国はより強くなるだろう」と伝えた。
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