統計によると、QFII、RQFIIなど海外の機関投資家はこれまで、度々底値買いに成功している。口座開設数の増加後は上昇相場を迎えることが多く、その投資の先見性には定評がある。また、続々と発表されている上場企業の第3四半期業績にも海外機関の投資意欲の高さが反映されている。業界関係者は、機関投資家の口座開設が続いていることから、現在の株式市場には一定の投資価値がある可能性が高いと指摘する。
このほか、9月は証券会社、証券会社の資産運用部門、公募ファンド、ファンド会社、企業年金などのA株口座新規開設数はそれぞれ145件、207件、1811件、1053件、46件だった。うち、証券会社と証券会社の資産運用部門の開設数はこれまでにない高水準に上ったことにも注目すべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月20日