国際航空運送協会(IATA)の発表によると、航空機での旅行者が増加するのに伴い、中国は2024年に米国を抜き、世界最大の航空市場となる見込みだ。
IATAは、航空機を利用した旅行者数は2035年に延べ75億人に達し、2016年の38億人からほぼ倍増するとの見通しを示した。中国発着便の旅客数は2015年は延べ4億8700万人だったが、2025年には9億2700万人に達する見込み。一方で2025年の米国航空機旅客数は、2015年の延べ6億5700万人から9億400万人に増加する見通しだが、増加率は40%に満たない。インドは2025年に英国を抜き、世界第三の航空市場となる見通し。航空機旅客数は現在の2億5600万人から2億6300万人に増加する見通し。インドネシアはイタリアに替わり、世界の10大航空市場の仲間入りをする見通しだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月28日