「西安は古代シルクードの起点として、2000年以上前の漢朝時代に我々の祖先がここから出発し、欧州とアジアを横断して延々と続くシルクロードを切り開いた」。上官吉慶市長は、「一帯一路」戦略の推進が西安に成長をもたらす千載一遇チャンスになるとの見方を示す。西安が国家での位置付け確立を図り、アドバンテージをベースに追い付け追い越せで一連の実務措置を講じ、シルクロード経済ベルトの新起点の建設を加速することで、「一帯一路」建設のために独特の「西安エネルギー」を注入したと説明。今後は「開放、革新、協力、共有」の理念を引き継ぎ、積極的に「五通(政策コミュニケーション、道路接続、貿易円滑化、通貨流通、民心疎通)」に取り組み、「一高地六中心(貿易要所と6つのセンター)」の建設を推進することで、西安がシルクロード経済ベルト周辺都市のなかで最も成長活力、イノベーション能力、影響力が大きい重要な戦略都市になるよう努力する方針を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月30日