陝西省西安市の上官吉慶市長は9月23日午前、『環球時報』・環球網が組織した外国メディア西安取材団の訪問を受けた。西安という都市の特質から今後の成長目標、「一帯一路」建設に関与するチャンスと見通しまで、米国の『PRニュースワイア―』、シンガポールの『聯合早報(Lianhe Zaobao)』、ロシアの『ラシイスカヤ・ガゼータ』、スイス放送協会(SRF)、ナイジェリアテレビジョン協会(NTA)など20数社の外国メディアに対し、西安の重厚な歴史や成長のチャンスと戦略について説明した。
「三千年中国看西安(中国3000年の歴史を知るなら西安を見よ)」。西安市の上官吉慶市長は各メディアの記者に、西安が歴史の都市、包容の都市として「世界4大文明の古都」、「世界最古の10大都市」の一つとの名声があると紹介した。昔から現在までに多様な文化がここで交流、合流、混合し、兼容併蓄(異なる内容と性質のものを併せ持つ)となる西安の都市遺伝子を蓄積したと説明。また、活力の都市として政府の戦略を深く実施することで経済の実力拡大、産業体系の整備加速、対外開放の持続的な深化を図り、良好で急速な上昇トレンドに入ったほか、希望の都市として多様な政策や豊富な技術革新資源、整備された税関プラットフォームにより、国家成長戦略上の位置づけは日増しに上がり、重要度を増していると話した。
上官吉慶市長は「第13次5カ年計画(2016-2020年)」に触れ、「5大成長理念」を実行するために「品質西安」構想を体系的に進める目標を定めたことを明らかにした。西安が新たな成長を実現するために、中国や世界経済の発展の流れに乗って、より広い分野とより高いレベルでグローバル資源の再編と協力に関与し、各国、各地域、各都市と共にリスクと試練に対応することで、成長余地の開拓に協力する必要があるとしている。