▽「ロケットで宇宙へ」 中国人の宇宙旅行が現実に
ロケット公司は通常の宇宙航空打ち上げ事業を展開するだけでなく、将来は「宇宙衛星インターネット、宇宙ハイヤー、宇宙タクシー、宇宙バス」などさまざまなタイプの打ち上げサービスを適宜うち出していく方針だ。
ロケット公司の韓慶平社長は、「私たちの計画では、2020年前後に、100トンクラスの亜軌道航空宇宙ビークルを利用して、大衆向けに定員6~20人で、最高時速80~140キロメートルの亜軌道宇宙観光旅行、短時間の無重力飛行体験、需要に応じたオーダーメードの飛行体験など各種サービスを提供していく予定」と説明する。
さらに遠い将来の計画もあり、「2030年前後には、100トンクラスの複合エンジンの航空宇宙ビークルを利用して、長時間の亜軌道観光旅行体験を実現させるとともに、世界規模の快速ポイントツーポイント大陸間宇宙輸送サービスの実現と長期間の宇宙商用飛行事業の展開を支援していく」という。