10月PMIを解読、企業の効率重視で経済の活力を維持
10月PMIを解読、企業の効率重視で経済の活力を維持。
タグ： PMI 製造業
発信時間： 2016-11-02 16:16:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
国務院発展研究センターマクロ経済研究部研究員の張立群氏は「10月のPMI指数は50％以上で大幅に上昇した。これは経済成長の安定化の流れが顕著になったことを示している。新規輸出受注・輸入指数が低下したが、その他の指数はいずれも上昇した。これは製造メーカーが自信を取り戻し、生産・経営活動が全面的に回復に向かいつつあることを示している。対外経済には依然として不安要素があるが、年内に経済成長率が再び低下することはないと見られる」と予想した。
国家統計局サービス業調査センター上席統計士の趙慶河氏は「企業の生産・経営にもある程度の問題が存在することにも注意しなければならない。世界経済の回復が遅れ、輸出入情勢が依然として深刻だ。新規輸出受注指数は49.2％、輸入指数は49.9％で、50％を下回った。また資金繰りに苦しみ、市場の需要が不足している企業の比率も4割以上で、かつ中小企業が資金繰りに苦しむという状況が深刻化している。他にも小型・中型企業PMIが大幅に上昇したが、依然として50％を下回っている」と指摘した。
10月1日の国慶節（建国記念日）に伴う7連休により、国民の消費と密接に関連する鉄道輸送、空輸、郵政、電気通信・ラジオ・テレビ・衛星サービス、インターネット・ソフト情報技術サービス、観光などの業界のビジネス活動指数は55.0％以上の好景気の範囲内を推移し、業務量が急速に増加した。また水運、証券、不動産、住民サービス・修理などの業界のビジネス活動指数は50％を割り込み、業務量がやや減少した。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2016年11月2日
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