中国の李克強総理は2日、キルギスタン訪問へ出発した。この歴訪は晩秋に周辺を切り開き、アジア欧州へとつなぐ旅だ。中国新聞網が伝えた。
李総理はキルギスタンを公式訪問するほか、ビシュケクで開かれる上海協力機構の第15回加盟国政府首脳(首相)理事会会議にも出席する。これは今回の訪問の山場の1つだ。
上海協力機構の発足から今年で15年。上海協力機構は中央アジア地域の安全・安定維持の面で代替不能な役割を発揮しただけでなく、中央アジアの経済発展牽引の面でも重要な役割を発揮してきた。
「各回の上海協力機構首相会議の核心内容はいずれも経済協力であり、今回はなおさらにそうだ」。中国国際問題研究院ユーラシア研究所所長、上海協力機構研究センター長の陳玉栄氏はこう語る。
10月中旬に第15回上海協力機構経済貿易閣僚会議がキルギスタンで行わ