上場ブームに沸く中国民間物流会社、第2の創業へ

上場ブームに沸く中国民間物流会社、第2の創業へ。

タグ: 中国 民間 物流 会社

発信時間: 2016-11-05 10:57:43 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国民間物流会社大手の中通快逓が28日、米ニューヨーク証券取引所に上場した。発行株式数は7210万株で、14億ドルを調達した。これは2014年のアリババのIPO以降、最大規模となる中国企業の米国上場であり、今年に入り米国最大のIPOとなった。

10月20日、圓通快逓がA株市場に裏口上場を果たした。順豊と申通の同裏口上場申請は証監会の条件付承認を得ている。中国5大民間物流会社の残る1社の韻達の上場申請も証監会からのフィールドバックを得ている。まさに中国民間物流会社の上場ラッシュである。

「資本市場への参加は、中国民間物流会社にとってマイルストーンとしての意義を持つ。このことは同業界の長年の努力と今後の大きな発展見通しが、多方面から評価されたことを意味すると同時に、中国の民間物流業界が新たな出発点に立ったことを意味する」中国快逓協会の李恵徳常務副会長はこう語る。

こうした中、中国物流業では「大から強への転換」が切なる願いとなっている。大手5社のネット通販依存度はいずれも70%以上となっており、過度の依存度の結果、各社に価格決定権はほとんどない。宅配便の単価はここ8年で60%以上下落。利益空間は絶えず圧縮されている。国家統計局のデータによると、今年1月~9月までのネットショッピングの売上高は26.1%と、昨年の33.3%、一昨年の49.7%を下回っている。こうした苦境の中、多くの宅配企業の最近のビジネスモデルのイノベーションやモデル転換のスピードは見込みどおりにはいっていない。 

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