中国国務院はこのほど、「東北振興第13次5カ年計画(十三五、2016-2020年)」を承認した。
「計画」は、供給側の構造改革を主要課題とし、発展の質と効果の向上を目指す。制度整備と構造調整、創新創業の促進、保障と民生改善に注力し、新型工業化、情報化、都市化、農業近代化を協調して推し進める。地域の事情に合わせた政策を実施し、長所を活かし、短所を補う。旧工業地帯の成長への活力と、内的エネルギー、競争力を喚起。質と効果、構造面でより高度な、優位性を充分に発揮した発展への道を踏み出し、中国全土と足並みを揃えて、小康社会の全面的な建設を目指す。
遼寧省、吉林省、黒龍江省、内蒙古自治区の人民政府は、東北旧工業地帯の重要性と緊急性に関する認識を深める必要がある。「計画」で決まった重大プロジェクトや改革、政策、同地区の経済社会の発展と緊密に連携し、制度整備、政策強化、プロジェクトの実行を推進、予定通りの目標達成を確実に行う。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月9日