政府系シンクタンクの中国国際経済交流センターと国連開発計画(UNDP)の共催による「グローバルガバナンスに関するハイレベル政策フォーラム2016」が10日、北京で開かれた。
中国、インドネシア、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、タジキスタンなど10カ国・地域と国際機関の政府関係者や有識者ら約100名が出席し、中国商務部の銭克明副部長や国連幹部が開幕式で講演を行った。
フォーラムでは、「一帯一路、地域の新たな道の発展」をテーマに、中国の提唱する新シルクロード経済圏構想「一帯一路」と国連の「持続可能な開発のための2030アジェンダ」との関係、地域の経済協力、共同繁栄、包括的発展の実現について、幅広い意見交換が行なわれた。
出席者一同は、「一帯一路」構想は地域にとっても世界にとっても発展の原動力になり、これが整備されれば沿線諸国の経済発展と生活水準の向上につながるとの認識を示した。