これに対し、「現代軌道交通特定項目」のチームリーダーで北京交通大学の教授である賈利民氏は「澎湃新聞」の取材に対し、時速600キロの高速リニアモーターカープロジェクトで採用するのは、すでに検証済みの最も成熟した常電導技術であるとした上で、「最も重要なことは、このプロジェクトを通じて我々は産業チェーンの全完備が実現するということだ。この分野でどの国も成し遂げていないことだ」と述べる。
リニアモーターカープロジェクトのマスタープラン策定者である賈利民氏は、2021年までに5キロの実験線を完成させると述べる。山東省が現在、済南から青島までの高速リニアモーターカーの建設をしたい意向を示している。「おそらくこれが最初のリニアモーターカー線となるだろう。そのため、5キロの実験線も青島で建設しているのだ」。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月15日