シンガポール紙「聯合早報」は14日付の社説で、「もののわかった人には、TPPの挫折がはっきりと見えている。自由貿易から持続的に利益を得ているアジア・太平洋地域に対し、米国がTPPを批准しないのは自国の権利を放棄することだけを意味し、地域諸国が引き続き他の形式での協力を追求して貿易を促進するだろう」との見方を伝えた。
多くのメディアが、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が注目を集めていると伝える。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」は14日、「オーストラリアのビショップ外相が、『TPPの失敗により貿易協定に真空状態が生じ、その空白は中国が主導する経済パートナーシップ協定が埋めることになる可能性がある。オーストラリアは利益になるものなら何でも合意の道を探る』と述べ、具体的にRCEPを挙げた」と報じた。
オーストラリア紙「オーストラリアン」は14日、「週末に行われるAPECサミットで、アジア・太平洋地域の指導者は新たな貿易協定の検討を求められるかもしれない。それには中国とロシアも含まれるが、米国は入らない」と報じた。同国のチオボー貿易相は、「他の地域レベル貿易機関への参加にも開放的な態度を取る」と述べた。
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