市場期待の安定に向け、最近は多くの石炭企業と電力・鉄鋼企業が中長期契約を結んで5500キロカロリー動力炭1トン当たりの基準価格を535元に定めており、市場変動があっても双方それぞれが価格変動分の原則50%を補てんすることになる。
「中長期契約が厳格に履行されれば、来年初めに石炭価格が大幅に変動する可能性は小さい」と姜副会長は指摘した。
2017年度全国石炭交易会が12月1-3日に河北省秦皇島で開かれる。中国石炭工業協会はその際、石炭の産地や企業の中長期契約をめぐる交渉に立ち会い、需要側と供給側の企業による自主的な取引を促進する予定。今回の交易会では、石炭企業と電力・鉄鋼企業が中長期の購入・販売契約を結び、石炭と関連産業の安定に向けた良好な基盤を打ち立てられるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月24日