中国国務院発展研究センター中国民生指数研究課題チームはこのほど、2016年6-9月の民生問題満足度調査の結果をまとめた。チームは全国31の省・自治区・直轄市を対象に電話調査を実施、有効調査対象者は5万1017人に上った。調査によると、国民の現在の生活に対する満足度、将来への信頼感、民生活動への評価はいずれも上昇した。
国民の現在の生活に対する満足度は高く、前年より小幅に上昇している。調査対象の49.5%が「非常に満足」、または「比較的満足」と回答し、その割合は2015年の47.7%から拡大した。うち、「非常に満足」と回答した割合は13%から14.1%に、「比較的満足」は34.7%から35.4%に拡大した。
調査対象の約70%が将来の生活に信頼感を示し、その比率は2015年の65.6%から拡大した。「非常に楽観的」と答えたのは31%から35%に、「比較的楽観的」との回答は前年並みだった。